WIRED UNIVERSITY × Miraikan
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オードリー・タンやグレン・ワイルが講師!多元的未来を体感する特別講座:WIRED UNIVERSITY × Miraikan開講
例えば都民1,400万人の意思が選挙によって示されるとき、それはけっきょく当選か落選かという0/1(ゼロイチ)で決定されることになる。そこから生まれる未来とは、決められた“ひとつ”の未来であって、まさにいま人工知能(AI)によって人類が早晩迎えると言われるシンギュラリティ(技術的特異点)のように、単数形(singular)の未来へと人々の意思を収斂させていく。
この複雑な世界を強引にゼロイチに収斂させるのではなく、「複雑なまま」でわたしたちが日々を生きることはいかにして可能だろうか? そのとき、テクノロジーを多元的な社会と対立させるのではなく、複数形の未来をつくりだすツールとして使うためにはどうすればいいのか?これらの大きな問いをテーマに、国内外から迎える4人の講師による特別セッションを展開します。
講座を聞きながら、見つけたメモもここに取り急ぎ書く
講義メモをここに書くtakker.icon
ありがたい!nishio.icon
単数形ではなく複数形を使う
テクノロジーを使ってどう社会の仕組みを変えていくか
オードリーさんの紹介ビデオ
その後ドイツで会って話をした
台湾の市民権?
台湾に住んでいなくていい
貢献できる精神をしめすもの
アメリカ中をロード・トリップして話を聞いた
きっかけ
わずか数か月前には、壁を越えようとして射殺された人がいた
わずか5ヶ月待てば、壁を超えられたのに
どうして不条理がこの世界に残り続けているのか
解い
この複雑な世界を複雑なまま生きることはいかにして可能か?
今週、クローズアップ現代でAIを使ったスポーツのデータ解析の話があったのを思い出すtakker.icon
チームへの貢献度を表すとある指標を使う
確かに今までの単純で主観的で定性的な評価よりはずっといいけど、結局のところ大量の次元をたった一つのスカラー値に非可逆圧縮していることには変わりない
複数のパラメタを複数のパラメタのまま取り扱うことも、このPluralityに含まれているのではないのだろうか ちょっと違うか。でも関係する所ありそう
考えていること
まだ読んだことないから、読んで調べてみるか
展示
全てゼロベースで組み立てている
毎回毎回新しい手法を開発しているということ
講座が始まる前にすこし寄ってみたが、非常に新鮮だったtakker.icon
国立科学博物館は今までのこととこれからのことを、体験を交えつつ紹介・解説していた 14:57:42 小沢淳さんから未来館と博物館との違いの解説有り。まさにここで自分が感じた違いをよりはっきり説明していた 東京国立博物館の、保存修復のコーナーを思い出したtakker.icon 今まであったものをどう記録し、広く伝え、未来に残していくか、に重点を置いていた
未来はすぐ変わる
だから未来の展示は5~10年で入れ替えてしまう
「なぜインターネットの展示があるのか、電気・ガスレベルで当たり前じゃないか」というお客さんからの問いかけ
おそらくもうすぐこの展示は終わるだろう
現在の常設展示「インターネット物理モデル」「未来逆算思考」「加速器で探る素粒子と宇宙」「ニュートリノから探る宇宙」は、新展示の工事に伴い2025年1月で公開を終了する。
未来を語るのが目的、未来館の思う未来ではない
だからみんなで考えたい
実際、展示の監修はありとあらゆる分野の研究者が参加していたtakker.icon
説得力を感じた
市民参加型のも多い
今まで自分は国立科学博物館と日本科学未来館は似たような施設だと勝手に思っていた(幼少期の記憶)が、今回の展示と今の説明を受けて、全く違う場所だということを、頭でも身体でも実感したtakker.icon どちらも重要な役割を果たしている
今まで考えたことがなかった視点、聞いたこともなかった問いを投げかける
計算機と自然、計算機の自然
パンチカードとDNA
自然の木をそのまま使った構造
物
計算機によって、自然物を自然物のままにして、強度を確保する構造を計算できる
土木工学だと自然と人間は対立するものとはっきり断言されているが、まったく逆の視点だった 計算機によって、むしろ自然を壊さずにすむ
展示のデザインというかレイアウトも、類似のものが思いつかないものがほとんどだった
具体的なストーリーをイラストで示す
単なる抽象的な説明より、ずっと具体的で心に残った
地震のエネルギーが貯まる様子の視覚化
気づいていないリスクが貯まる
市街地のモデルに確率的にボールを流し、建物や人間が倒れる
ガードで玉が止まることもあるし、ガードをすり抜けて人間にあたることもある
教育の変化
情報をどれだけ覚えるかでなく
どれだけ有効な情報を生み出す側になれるか
これが今のやり方。変えたかったら18歳になって投票できるようになってからやってみたら
ではなく、本当に若いときからやるべき
大変素晴らしい展示が作られ続けている
そう思うと、日本科学未来館はゼロベースで作っていて、輸入していないtakker.icon 輸入でないものの具体例
この少しあとにやはり出てきた
自分たちで世界を変えられると信じされるような教育をしないと、民主主義の市民社会は成立しない そして、日本はその状況にあるtakker.icon
輸入では形式になってしまう
ではなく、我々がまず何かを変えたいという力、目的があって、それに「たまたま」一致する手段を探るだけ 文科省がマニュアルを作ってしまった
マニュアル通りに先生がやってしまった
結果、つまらん
反知性が具体的になんなのかはよくわからなかったtakker.icon
(聞き飛ばした)
社会の複雑さをテクノロジーで対応できないと、社会の複雑さがテクノロジで表現できる複雑さまで退縮してしまう
テクノロジーで社会の複雑さが規定されてしまう
現実を取り扱える手法を見つけるtakker.icon
目的=「社会の複雑さを減らすことなく」
オードリーさん
デジタル大臣という新しい役職ができた時、自分のことを説明してくれと求められた ロボットの展示にあった学びとケアのストーリーが、まさにこれを示していたtakker.icon 講座始まる前にふらっと常設展を覗いたのは正解だったtakker.icon*3
AIのsuggestに従う必要はない。自分の尊厳をもつ これもシステム上はAIによる判定で対象を殺すかどうかは兵士に委ねられているが、実際には脳死でAIのshuggestをそのまま使って殺してしまっている
幅広い人がそれを真剣に議論しなければならないほど、身近な危機が迫っているわけではない
日本はAIと親和性がある
らしい?takker.icon
どこかの統計では、ほとんどの人がLLMを使っていないとでていた
使っている人、知っている人を含めても、受け入れている人は実際にどれだけいるのだろうか
例えば、日本のイラスト界隈だと、使ったら私刑になるほど排斥されているという認識がある
@基素.icon、どうなんでしょうか?
確率をそのままに扱える?
重ね合わせの計算
でもアナログって、(精度の議論はあれ)デジタルでも表現できるよね
注:Fuzzy理論が衰退した理由は自分と父の憶測。調べたことはないtakker.icon ファジー理論は理論的には非常に強力ですが、実際の応用においては設定や調整が難しいという問題がありました。特に、ファジールールの設計やファジー集合の定義が専門家の知識に依存するため、一貫性や客観性に欠けることがありました。 ここかなあ
でもそうではないのか?
2つの状態に同時になれる
同時に複数の状態をもつ
質疑応答コーナー
では既存の技術はどうだ?
1→2,3,4,5……と既存の技術をブラッシュアップする過程では、失敗が比較的許されないがち?
Audrey Tang.icon
失敗が次の共創につながる
できるだけなるべく早くリリースすれば、失敗したものが新しい友人を作る理由になる
しかし、たとえば出版したあと見つかる失敗は訂正が難しい
結果、自論を正当化するしかなくなる
の話か?takker.icon
Audrey Tang.icon
毎日人に出会うときに実践する
Audrey Tang.icon
(ここあまりわからなかったtakker.icon)
blockchainに特別な信念がない
今取り組んでいる問題に取り組む役割を果たせるから使う
しかし、もしそういう問題でないなら、別の手段に変える
また、blockchainに関しては新しいアイディアがどんどん出ている
Glen Weyl.icon
画像ない。ほしいtakker.icon
blockchainで認証するのももちろんあり
しかし、例えばボランティアで手動でコピーすることだってできる 目的を達成するためなら、手段はなんでもいい、ということ
だいじtakker.icon
質問
資本主義の行き過ぎと日本の若者の幸福に興味ある
一人当たりGDPは高いが、それだけ幸福だとは思えない
鈴木健.icon
仮に経済成長しても、幸福というふうに感じられないだろう
ただし、必要最低限の経済基盤は必要
未来逆算型の展示にあった、50年後の少年少女の世界がそうだったtakker.icon 経済が死んだら、幸せ以前に生きていけるかどうかすらわからない
思慮判別がないから引き下がっていないらしい
制限に走る方向ではなく、どうヘルシーな選挙・民主主義を保つのか
Glen Weyl.icon
安野たかひろさんのキャンペーンで、このゲームが抜本的に変わったと思う 変わってくれtakker.icon*3
TBS以外にも取材してほしい
プラットフォームを変えてほしいというリクエストが87あった
ここちょっとよくわからかったが、いいたかったこと(↓)はわかったtakker.icon
あの活動に感動した
自分も感動したtakker.icon
Audrey Tang.icon
35歳になったら引退するつもりだった
35ではもう年寄りすぎる
ところが大臣になってしまった
大臣レベルで本当に話ができるようになったということ
今までは、街で政党を作って政治家になって、そのあと国政に出ることになる
そうしたら40歳になってしまう
興味深い視点takker.icon
Audrey Tang.icon
コンセンサスを得るのではなく、ほどほど、大体これくらいでいいというところに落ち着かせる 少数派を少なくしなければならない、ゼロにしないといけないという考えは暴力に行き着く まず大体合意できるところで落ち着かせる。こんな複雑なことはまた明日やろうと
Glen Weyl.icon
自分が強くなると、敵が増える
更に強くなると、もっと敵が増える、暴力が増える
しかしもしかしたら友人に慣れるかもしれない
終わりに
次は本を出すのではなく、展示、インスタレーションを作ってみるのはどうか
インスタレーションが始まったら聞きたいAudrey Tang.icon
Pluralityの展示みたいtakker.icon*3
Audrey Tang.icon
デジタルの世界をポータルとして使えば、お互いに対面で次は合いましょうになる
Glen Weyl.icon
いろんな色が混ざっているが、完全にミックスしていない状態
ボールの色はそれにするのはどうか
スペイン語でミラはlook
「見て、私はできるよ」
16:17:07 おわり
若干聞き逃しても、スクロールすれば話されたことを再確認できる